2017年10月24日 (仮訳)ヨーロッパおよびアジアにおけるGastropila fragilisの新規採集地 Rebriev, YA. & Assyov, B. 2012. New localities of Gastropila fragilis (Lycoperdaceae) in Europe and Asia. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM64106.pdf [Accessed October 24, 2017]. 【R3-04511】2017/10/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブルガリア、ロシア、およびトルクメニスタンから稀産種のGastropila fragilis トルクメニスタンからの報告はアジアからの初報告となった。 ブルガリアでは本種は乾燥した草地において砂質土壌に発生し、ロシアでも乾燥した荒れた草地に発生していた。 (ロシア、東欧、ブルガリア、アジア、トルクメニスタン新産種) Gastropila fragilis (Lév.) Homrich & J.E. Wright 【よく似た種との区別】 Calvatia complutensis スペインに分布する 外皮が薄い 外皮が頑丈 外皮が裂ける 無性基部を欠く 担子胞子のサイズの範囲が重なる 担子胞子の表面が平滑 本種と異なりフランス、ブルガリアにおける分布が知られていない 本種より子実体の直径が小さい 本種と異なり子実体の基部が急に細まるのではなく丸い 本種と異なり子実体基部が深い扇畳状ではなく疎らな扇畳状 本種より内皮が薄い 本種と異なりグレバが成熟時黄褐色~琥珀褐色ではなく暗い帯オリーブ褐色 本種と異なり担子胞子が類球形~卵状ではなく球形~卵状 本種より担子胞子の柄の最大長が長い 本種と異なり担子胞子表面が走査型電子顕微鏡下で僅かに小疣状 本種ほど弾糸の孔が多くない Calvatia booniana スペインに分布する 外皮が薄い 外皮が頑丈 外皮が裂ける 内皮の厚さの範囲が重なる 担子胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なりフランス、ブルガリアにおける分布が知られていない 本種より子実体の直径が大きい 本種と異なり子実体の基部が急に細まるのではなくいくぶん球形 本種と異なり無性基部を欠くのではなく欠くか痕跡的 本種と異なりグレバが成熟時黄褐色~琥珀褐色ではなくオリーブ褐色 本種と異なり担子胞子が類球形~卵状ではなく球形~類球形 本種と異なり担子胞子表面が平滑ではなく平滑~ごく微細な点状 本種ほど弾糸の孔が多くない Calvatia lepidophora ロシアに分布する 本種と異なりアルメニア、カザフスタンなどにおける分布が知られている 本種より子実体の直径が大きい 本種と異なり子実体の基部が急に細まるのではなくいくぶん球形 本種と異なり無性基部を欠くのではなく欠くか痕跡的 本種と異なりグレバが成熟時黄褐色~琥珀褐色ではなく鈍オリーブ褐色 本種と異なり担子胞子が類球形~卵状ではなく類球形~広卵形 本種と異なり担子胞子表面が平滑ではなく密な小疣状 本種と異なり弾糸に孔を欠く